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Q u e s t i o n

教えて!ジモクリ先生

UIターン転職にまつわる
ギモン・質問に
サクッと回答!

地方移住&転職の相談を生業とするスペシャリスト「ジモクリ先生」が、 UIターン転職する際に気になるギモン・質問にお答え。
移住の手順からお金に関するあれこれまで、ズバリお答えします!

ジモクリ先生とは

これまでUIターン転職希望者1万人以上をサポートしている専門家。
青年時代は、東京出身ながら自然豊かな地方へ憧れを持ち、全国を転々と移住しながら生活。現地ならではのさまざまな職業を経験し、 その知見を活かして現在の職に。
特技は47都道府県すべての名産物を即答できること。

「UIターンの希望理由」で多いのは?

心身と社会的にストレスフリーな環境を求める人が多いです。

回答

「都会より広くて安い家に住みたいから」「周りに自然がある地域で、庭付きの戸建て住宅を建てて伸び伸びと子育てしたいから」といった住環境にまつわることから「殺伐とした都会暮らしに嫌気がさして、人とのつながりが密な地方に魅力を感じるから」「都会の混雑や長い通勤時間が苦しいから」といった精神面での改善を求める動機があるのも事実。

そのほか「都会では見つけられない自分の存在意義を地方で発見したい!」という願望や「生まれ育った地域のために役に立ちたい!」という社会貢献意識を持った人も。都会暮らしでは得られない“ウェルビーイング”な生活の実現が挙げられます。

「UIターン実現・移住」までの必要なステップは?

まずは自分自身と向き合い、
ビジョンをしっかりと持った上でリサーチを始めましょう。

回答

UIターンする際に最も重要なのは“目的”を明確に持つことです。そのうえで優先順位をつけて具体的に行動することが必要です。 大まかに、以下のようなステップを踏むと良いでしょう。

1「どんな生活がしたいのか、どんなことを実現したいのか」 自分自身と家族全員分を書き出して、考えをまとめる
2住みたい環境(都市部・農村・海の近く・山の近くなど)や 気候をイメージして決める
3 実現できそうな条件にあった地域をいくつかピックアップし、それぞれの自治体の移住相談窓口やwebサイト、UIターンをサポートする専門施設に相談する
4現地を訪問して、UIターン後のイメージを固めて移住地決定!

UIターン先で新しい生活に馴染めるか不安です。

事前の準備を抜かりなく。
最低2回は現地を訪れてみましょう。

回答

どれだけ多くの情報収集ができるかで、その後の生活の満足度は変わってきます。地域を絞れたら、“最も良い季節と最も厳しい季節”の最低2回、現地を訪れてみてください。冬に雪がたくさん降る場所は、夏とは全く違う環境になりますからね。何度か訪れることで移住後の暮らしをイメージできるので、不安解消につながりますよ。
自治体によっては「お試し移住」を実施していることも。格安あるいは無料で住居を貸し出してくれる「お試し住宅」や、地域住民と触れ合う体験ツアー型のイベント、移住希望者の要望に合わせて担当者が案内してくれるパターンなど、自治体によってもさまざま。期間も1泊から1カ月、半年といった長期まであります。

転職をして、収入が減ることが不安です。

減収が必ずしも生活の質の低下には直結しないことを覚えておきましょう。

回答

一般的には都市の方が賃金が高く、UIターンで同じ職種に転職しても給与が低くなることが多いのが事実です。収入の多寡だけで考えず、住環境や移住することで得られる満足度や、UIターン前後の収支を比較して冷静に判断する必要があります。
ちなみに、手取り収入(可処分所得)から家賃や食費、光熱費などの生活費を差し引き、さらに通勤時間も費用換算して差し引いた残金を表す「経済的な豊かさ」ランキングで実は東京は最下位(出典:国土交通省2021年資料「経済的な豊かさ」)。
収入が減ったからといって精神的に苦しくなるわけではないことをぜひ頭に入れてみてください。

UIターンしてからかかる生活費について、気をつけるポイントがあれば教えてください。

収支の計画を立てて、
未来を見越してお金をやりくりすることが重要です。

回答

まず、UIターン前後の収支比較表(現収支と移住先での収支計画)を作ってみましょう。移住によって費用が大きく異なるのは主に家賃。場所によっては東京よりも3〜4割ほど安い地域もあります。ただ、移住先ではクルマを所有するための経貴がプラスになることを考える必要があります。
一時的な補助金の多い少ないだけに左右されるのではなく、水道光熱費や電気代、長期に渡る子育て支援策(小中学給食費無償など)、ゴミ出しの金額など、住民サービスの充実度合について自治体の窓口で確認することを強くおすすめします。

車は必要でしょうか? ペーパードライバーで不安です。

運転自体は都会よりもしやすいのでご安心を。所有することをオススメします。

回答

地域によりますが、基本的に地方暮らしでは必需品です。都会のように電車の交通網が発達していないので、買い物や通勤など、日常生活の足として便利なのです。行動範囲も飛躍的に広がり、地方ならではのさまざまなレジャーを楽しむためにも持っておくのがオススメです。免許がない場合は、UIターン前に取得した方が良いでしょう。
大都市と地方ではクルマの数や混雑度合いが異なるので、ペーパードライバーや運転が苦手でも慣れれば大丈夫。どうしても不安であれば、教習所が実施している「ペーパードライバー講習」を受けることも考えてみてはいかがでしょうか。雪が降る地域では、雪道運転の講習もありますよ。

UIターン転職活動で大事なことや注意すべきポイントはどんなことでしょう?

ワークライフバランスを実現できるかなど、お金に固執しない豊かな生活を意識してみてください。

回答

都市から地方への移住後に転職した場合、収入ダウンとなるケースは多いです。地方で豊かな生活を楽しむためには給与面以外の労働時間や休暇、福利厚生の充実度や、やりがいを求めると良いでしょう。
また、転職先で長期にわたって勤めることを考える際は、経営トップのビジョンや社員に対する考え方も重要です。その会社に長くいる先輩社員が満足そうに働いているかも観察したいですね。 移住前に転職活動をする場合、面接で現地へ向かう交通費は自己負担の場合もあるので、事前によく確認しておきましょう。

UIターン転職に成功する人、失敗する人はどんな人?

ブレない心と積極性が成功をつかむカギです!

回答

地方での転職に成功する人は、あらゆる情報収集手段を駆使して自分に情報が集まるように工夫している傾向が強いです。積極的に相談窓口にヒアリングしたり、webサイトを定期的にチェックしたり。転職活動の失敗を恐れず何度もチャレンジする意欲的な人ですね。
逆に失敗してしまう人は、受け身で自ら情報を取りにいくことが少なく、視野が狭い印象です。
強い意志を持ち、スピード感を持って行動ができる人が地方でのUIターン転職に成功しています。最後にもう一度。UIターンには目的が最も大切です! 「誰と、どこで、何をして暮らすのか」をしっかりと考えましょう。

【企画監修】
認定NPO法人ふるさと回帰支援センター
理事長 高橋 公

RECRUIT

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